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第1章 疲れの原因は食事にあり |
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昼食、夕食の量を減らす 重要度 ★★★★☆ 朝食をやめたならば、次に昼食、夕食の量を減らそう。 「仕事はスタミナが勝負。よーし、昼は××屋のスタミナ焼き定食に半ラーメンをつけて」なんて、とんでもない。おにぎり2個で十分である。それも、できるだけ具が質素な、たとえば梅干しや昆布の入ったものがよい。 それでよいというよりも、午後もバリバリ活動したいなら、昼食はその程度にしなければならないのだ。 いきなりでは難しければ、まずは今まで通りの食事にして、食べる量を8割に減らせばよい。 慣れてきたら、3章以降で解説する、食事の質を見直していってもらいたい。 とくに昼食には気をつけたい。前回の食事から18時間あけて胃腸が完全に休養をとったあとである。胃腸がデリケートになっているから、体に悪いものを食べない注意が必要だ。まちがっても昼食に油ギトギトの料理をとってはいけない。 「そんなこと言われても、昼食はいつも会社の脇の中華料理屋と決まってるんだ」 そんなサラリーマンは少なくなかろう。今日から中華料理屋とは訣別し、ちょっと足を伸ばしてお弁当屋まで行き、おにぎり2個を買おう。午後の眠気と縁切りできるうえに、食費が格段に安くなるというオマケつきだ。 理想的なレシピは、昼食なら玄米ご飯1杯に豆腐半丁、それとゴマ、コンブ(コンブの粉)、塩少々。 夕食は、玄米ご飯1杯に野菜ジュース約180ミリリットル、副食として小魚、野菜、豆類の中から1品。それと好みでリンゴを小なら1個、大なら半分をデザートにする。 ただ、昼食は出先で食べるという人が多いであろうから豆腐は夕飯にまわし、さきほどいったようにおにぎり2個にしてもよい。おにぎりはなるべくなら手作りして玄米おにぎりにし、ゴマとコンブを具にして塩で味付けをするのが最もよい。どうしてもコンビニや弁当屋のおにぎりになってしまうときは、このゴマとコンブも忘れずに夕飯にまわす。 以上が、1日2食生活の理想的なレシピだ。 「こんな少量の食事で、体に悪くないのか」と心配される方も多かろう。いかにわれわれが、戦後入ってきたばかりの西洋栄養学に洗脳され切っているかが分かる。あの悪名高い「1日30品目必要説」をはじめ、これも食べよう、あれも体にいいという怒濤のような「食べよ、食べよ」の大合唱に振り回されている。 食べることによるプラス要因のみが説かれ、マイナスの要因については少しも触れられない。それでも、食べ過ぎはよくないとだけは聞かされているが、ではどれだけ食べたら食べ過ぎなのかは誰も知らない。 人間が必要とするエネルギーは、思いのほか少ない。 まずは朝食を抜き、つぎに昼食と夕食の量を少しずつ減らしていって、どのくらいが自分にとって適正な量であるのか、必要な最小量をいちど見きわめてみるとよい。 「こんな少量で、人間は活動できるものだったのか。いままで食べていた量は、なんだったんだ」 そう思うときがくる。そしてそのころには、栄養が足りなくて体がフラフラ、どころか、朝から晩まで活力に満ちあふれているようになる。 カロリー計算なんて、忘れてよい。人間の体は、机上の計算通りにはいかないからだ。 もしカロリー至上主義が正しいのなら、ご飯1膳に吸い物と漬け物程度で千日回峯行をやる僧侶の体力を説明できなくなる。 そもそも素朴な疑問として、食事をたくさん食べることは、善であろうか。 食べることは、命をうばうことである。肉や魚を食べることはもちろんのこと、米や野菜にしても命をいただいているのに違いはない。 玄米を水にひたしておくと3日くらいで発芽するが、そのようなすがたを見ると、「ああ、このひと粒ひと粒が、生きているんだな」としみじみ思う。 われわれは、その命をいただいて生きているのだ。 必要最低限の命をいただいて生きるのと、「おいしいから」「食べたいから」という身勝手な理由で必要以上の命をむさぼるのと、どちらがよい結果を得るであろうか。 食べ過ぎの結果、慢性疲労で苦しむのは自業自得なのである。 |
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