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第2章 疲れを取るには水を飲む |
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お茶ではなく水を飲む 重要度 ★★★☆☆ とはいえ、水そのものを飲むという習慣は、日本にはあまり定着していない。お茶やジュースで水分をとっている人がほとんどだ。はたしてこれらは、水分補給に適した飲み物なのであろうか。 まず緑茶であるが、これは水分補給という目的には適さない。アルカリ性なので胃を荒らすうえ、利尿作用が強いので脱水傾向になる。つまり、飲むとトイレが近くなるうえ、そのあとまたのどが渇くのである。ウーロン茶、紅茶、コーヒーも同様だ。これらを飲むときは、午前中に水分を充分補給したうえで、あくまで嗜好品として飲むにとどめることだ。1日2杯までならよい。 お茶がだめとなると、ジュースはどうであろうか。 これはお茶よりたちが悪い。理由は糖分にある。 砂糖の害については3章で詳しく述べるのでここでは簡単に説明するが、砂糖を大量に入れた清涼飲料水をいつも飲んでいる人は、わけもなくイライラしたり、突然さびしくなったり、不安になったり、ひとつのことに集中できなかったりして悩んでいるはずだ。原因は砂糖である。しかしそれが分からないのでよけいイライラし、さびしくなり、またしても甘いジュースを飲んでしまうという悪循環に陥る。 砂糖にはそのような精神不安という害があるうえ、食事の時間になっても食欲がわかないという致命的な欠陥がある。日常的に甘いジュースを飲んでいると、つねに血糖値が充分にあるので、栄養が不足しているにもかかわらず空腹を感じないのだ。それで昼食や夕食が食べられなくなる。結果、健康的な食事の量はどんどん減り、それに反比例してお菓子やジュースがどんどん増える。これでは早晩、糖尿病になってしまう。 やはり、水がいちばんよい。 それでは、どのような水を飲むのがよいのか。 水道水が危険だということが騒がれて久しい。これだけ上水道が整備され、水道水が最も安全といわれる日本において、ミネラルウォーターが大はやりだ。 やはり水道水はやめて、高いミネラルウォーターを買わなければならないのだろうか。 答えはノーだ。 煮沸消毒されパック詰めにされたミネラルウォーターは、すでに水としての生命力を失っている。水道の生水がよいのである。 それも沸騰させたり冷蔵したりせず、蛇口から出てきたそのままを飲む。こうすることで、生きた水を体にとりこむことができる。 ただし、塩素が心配なので、浄水器をつけておく。高価なものは必要なく、1万円以内のもので充分だ。
アルカリイオン水のペットボトルや、アルカリイオン水が作れる浄水器も売られている。 しかしアルカリイオン水はとても体に悪いから飲んではいけない。 胃はつねに酸性に保たれていなければならない。 pH1.5〜1.8が適正なのに、アルカリイオン水はpHの高いものになると9もある。胃かいようや胃ガンをひきおこすピロリ菌が大喜びするであろう。 アルカリ性の水が体にいいというのは、胃を通過したあとの話だ。それは体が勝手にそのように調整する。最初から飲み水をアルカリ性にしてしまえばよかろうというのは発想自体が間違っている。メーカー側が知らないのか、知っていて消費者の無知につけこんでいるのかは知らない。なにしろアルカリイオン水は利益率の高い商品であるから。 さて、これでただの水を飲むのがいちばんよいということは分かった。では、出先でどうやって浄水器を通した水道水を飲めばよいであろうか。 筆者がよくやる、おすすめの方法は、ペットボトルを水筒にして持ち歩くことだ。 最初に1回だけ500ミリリットルのミネラルウォーターをペットボトルで買って、飲み切ったあと、水筒として使えばよい。お茶の容器に透明な水が入っているのでは、周囲にいかにも「私は変わり者です。ていうか、貧乏です」と思わせるので避けたいが、水のペットボトルに水が入っているのだから、誰もヘンな目でみない。 健康になるうえ、毎日のジュース代が激減する。 最新の医療器具や高額な健康食品で得られる健康は、本当の健康ではない。真の健康とは、実に安価で手に入るものなのである。 ただし浄水器を通した水は、必ずその日のうちに飲みきり、余ったら捨てること。塩素が除かれているので、雑菌の増殖が早い。 なお水分補給に適したお茶もあるので紹介しておこう。 柿の葉茶だ。 これは酸性なので胃を荒らす心配もなく、なによりビタミンCが大量に摂取できる。これは水とならんで、朝の飲み物としておすすめだ。 朝は、水とこの柿の葉茶を合計500ミリリットル以上飲めば、完璧だ。朝食を抜き、昼と夜も食べ過ぎないよう気を付ければ、疲れ知らずの1日になる。
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