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第3章 これがあなたの体を疲れさせている食品だ |
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卵をやめる 重要度 ★★★★☆ とにかく頭を切り換えていただきたいのは、動物性食品は単なるゼイタク品にすぎず、食べなければ生きていけないものではないということである。健康なとき、楽しみのために少し口にするならよいが、不健康な人が積極的にとるべき食品ではない。 「肉や卵をたくさん食べて、スタミナをつけなければ」などというのは完全なひとり合点であり、そんな食生活ではよけい体力を落とすだけである。スタミナをつけるには穀物・野菜を中心として必要最少量の食事をとることが基本中の基本だ。 それでは、動物性食品の中でも今度は卵について見ていこう。 卵は、 ・ 肉と同様の異種タンパクであり、体に負担をかける。 ・ 肉よりも高カロリーである。 ・ 大量のニワトリを産卵マシーンと化し、おそるべき 虐待を強いなければならない。 といった問題が挙げられるが、なんといってもダイオキシンの害にすぎるものはないだろう。 いちど体内に取り込むとなかなか出ていかない厄介なダイオキシンであるが、これを一気に体外に排出する方法がある。 子供を産むか、卵を産むかのいずれかである。 生物は、種(しゅ)の存続よりもまず個体の生存を優先する。母体がためこんだダイオキシンは、われわれ人間のような胎生動物ならば胎児に、鳥や魚などの卵生動物なら卵に集め、これを産み落とすことによって劇的に排泄される。 気の毒なのは胎児や卵である。戦後、アトピー性皮膚炎の赤ちゃんが急増したのは日本人が金持ちになって肉食に転向したためだ。何も知らない母親は、肉食が正しい栄養学と信じて疑わず、せっせとダイオキシンを摂取し続け胎児を危険にさらしている。 これと同じことが、卵でも起きている。除草剤をたっぷり含んだ外国産飼料を食べさせられている養鶏場の鶏たちは、体内にためたダイオキシンを、せっせと卵に移行して排泄しているのである。 われわれは、それをせっせと食べるという格好をしているわけである。 Mサイズの卵(約60グラム)を1コ食べたなら、どれくらいのダイオキシンに犯されるのか。 それは実に、除草剤使用野菜を15キロ食べたことに相当する。 これは除草剤使用野菜を毎日300グラムずつ、50日間食べ続けたのと同じことだ。 ちなみに同量のマグロの切り身(60グラム)ならどうなるかというと、これは除草剤使用野菜3トンの残留毒素に匹敵する。毎日300グラム、10000日(約27年)食べるのと同じである。 卵と名のつくものは、鶏卵だけでなく、イクラやタラコ、子持ちシシャモも危険である。 しかもその恐ろしさは鶏卵どころではない。 すでに述べたように、地球上で最もダイオキシンにやられている生物は魚である。その卵がイクラやタラコとなれば、想像に難くあるまい。 毒性は、同量のマグロの切り身とほぼ同じだ。イクラの寿司やコンビニのたらこおむすびを食べるのは、少しずつ自殺しているようなものである。 ここまでのことから、人間を最も破壊するダイオキシンを避けるために、食べてはいけない順番として ・ マグロなどの脂の乗った大型魚、およびイクラやタラコ ・ その次に、他の魚介類全般 ・ その次が鶏卵 ・ 次が牛肉、豚肉、鶏肉で、動物性食品の中ではいちば ん安全 ・ 以上と比べたら無害といっていいのが除草剤使用野菜 ということになる。 鶏卵は非常に便利な食品である。焼いてよし、煮てもよし、おかずにもなればお菓子にも使える。ごはんの友として、生でそのままかけても食べられる。 イクラやタラコも、寿司やおにぎりのネタとして欠かせないという人も多かろう。 しかしこれらを食べる代償として、大量のダイオキシンを摂取しなければならないことは知っておくべきだろう。 結論としては、まずイクラやタラコは一切食べないようにすべきだ。鶏卵も、いちばんよいのは食べないことだが、どうしても料理に使いたいときに、ごくときどき使用する。また洋菓子にはたいてい卵が入っているものだが、どうしても食べたいお菓子があるときに少量食べる程度にとどめよう。 とはいえおいしそうなケーキを目の前にしたとき、ダイオキシンの危険を冒してでも食べる楽しみをとるべきか否か。がまんした場合のストレスによる被害と、それによって守られる健康とを天秤にかけて、ひとりひとり悩んで決めていくしかない。 |
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